2022/07/09
最後までグリーンでいくこと。 オリス ワッデンシー リミテッドエディション
最後までグリーンでいくこと。 オリス ワッデンシー リミテッドエディション
オリスは海と関わり始めた1960年代から、プロフェッショナルダイバーズウォッチを作り続けています。 50年以上の歴史を持つこのブランドは、スイスの伝統的な職人技と現代の技術革新を融合させ、アクイス・コレクションは、その高いコストパフォーマンスにより、多くの時計愛好家が時計を始める際の最初の選択肢となっています。 このウォッチフェアで、オリスは新しいワッデン海リミテッドエディションを発表しました。 では、この時計の魅力をご紹介しましょう。
オリスは常に「世界をより良い場所にする」ことを使命とし、地球の壊れやすい生態系をケアしてきました。 長年にわたり、オリスは世界中の非営利団体や環境保護団体と幅広く協力し、水環境と海洋資源の保護に良い変化をもたらすための努力を続けてきました。 今年、オリスはワッデン海世界遺産事務局（CWSS）と協力し、ワッデン海保護の呼びかけとしてこの時計を制作しました。
ワッデン海は世界最大の潮間帯の生態系で、ユネスコの世界遺産に登録されています。 ワッデン海にはさまざまな生息地があり、生物多様性を保全する上でかけがえのない海です。
オリスのダイバーズウォッチ「アクイス」をベースに、現地の文字盤である「ダットワット」の名を冠した時計です。 文字盤にはグレーブルーのグラデーションカラーを採用し、中心部から周辺部にかけて色が濃くなり、海の色に似ているのが特徴です。 アワーマーカーと針には夜光塗料が塗布され、暗い場所でもはっきりと時間を読み取ることができます。また、6時位置の日付窓は、時計にもうひとつの便利な機能を追加しています。
また、オリスがプロのダイバーと共同開発した、月の周期と北半球のタイダルレンジ（潮の満ち引きの幅）の両方を表示するポインタームーンカレンダーも特別な機能として搭載されています。 文字盤中央の白い針が29.5日周期の正しい日付に合わせられると、それに対応する潮汐範囲が文字盤上の白いアウトラインで表示されます。 同じ針で月の余剰分と不足分も表示され、潮位差や月の公転周期が一目でわかるようになっています。
グレーベゼルの43.5mmステンレススチールケースは、ベゼルとケース側面にサテン仕上げを施し、特別な金属の質感を表現しています。 片側に位置するリューズは、ショルダーガードで保護されています。 リューズにはオリスのロゴが刻まれ、その周囲には滑り止めのテクスチャーが施され、扱いやすくなっています。
この時計には、38時間のパワーリザーブを持つオリス自動巻きムーブメント761が搭載されています。 ステンレススチール製のねじ込み式ケースバックは密閉性を高め、300m防水を実現しています。 また、ケースバックにはワッデン海をモチーフにした特別なエングレーヴィングが施されています。
この時計には、側面にポリッシュ仕上げ、中央にサテン仕上げを施した3段重ねのステンレススチールストラップが装着され、さらに、ステンレススチール製のフォールディングクラスプが拡張された状態で取り付けられています。
まとめ：昨年のバイカル湖限定モデルの発表から今年のワッデン湖限定モデルまで、オリスは世界中の水保護のために発言し行動し続けており、水保護プログラムはこの独立系スイス時計ブランドのミッションとなっていることは明らかです。 発売された時計は、価値だけでなく、その背景にも意味が込められています。 このワッデン海限定モデルは、現在2,009本のみ流通しています。